生乳の生産・販売
北海道浦幌町で育まれる新鮮な生乳
私たち齋藤牧場は、北海道十勝の浦幌町で生乳の生産を行っています。豊かな自然と清らかな水に恵まれた環境で、牛たちが快適に過ごせるよう日々の飼育管理を徹底しています。搾りたての生乳はホクレンや乳業メーカーへ出荷され、牛乳やチーズ、ヨーグルトといった製品に活かされています。北海道ならではの新鮮で安全な生乳を、多くのご家庭に届けられるよう努力しています。

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牛にやさしい飼育環境づくり
齋藤牧場では、牛たちが健康で快適に過ごせることを第一に考えています。広々とした育成舎でのびのびと育て、清潔な環境を保つことを大切にしています。また、牧草づくりでは化学肥料を使わず、誰もが安心して味わえる生乳の生産に努めています。 ストレスの少ない環境が、良質な生乳の生産につながると考え、毎日の小さなケアを積み重ねています。

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最新設備を活用した効率的な生産
搾乳ロボットや餌寄せロボットを導入し、牛と人の負担を減らしながら安定した生乳生産を実現しています。機械に任せる部分と人の目でしっかり確認する部分を分けることで、効率と品質の両立を目指しています。さらに、牛乳の主成分であるカゼインの中でも下痢を起こしにくいとされるA2A2遺伝子を持つ牛から搾られる「A2ミルク」を採用し、体にやさしい牛乳づくりに取り組んでいます。

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北海道の自然と共に歩む牧場経営
浦幌町の豊かな自然と清らかな水が、齋藤牧場の生乳を支えています。地域の恵みを活かしながら、未来に向けて持続可能な牧場経営を進めています。自然と調和した生産こそが、安心でおいしい生乳を生むと私たちは信じています。

施設・機械紹介
FACILITIES
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施設紹介
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メイン牛舎
齋藤牧場のメインとなる牛舎です。ここでは90頭近くの牛へのエサの管理をしており、さらには自動搾乳機やミルク貯蔵タンクが配備されているので、システム的に牛乳を製造しています。
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子牛用牛舎
子牛や成熟前の牛を管理する牛舎です。1週間前に生まれたばかりの牛やメイン牛舎に行く前の牛を管理する場所です。エサを多く配備しているので、牛に多く栄養を与えて育てています。
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放牧エリア
牛を放牧するためのエリアです。牛にストレスを与えないように定時で放牧し、範囲内で自由に動いています。ちゃんとエサを与えるスペースもあり、効率よく育てています。野生の鹿もたまに入ってきますが、太平洋を一望できるオーシャンビューになっているので景色も最高です。
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牧草エリア
当牧場は広大な敷地に恵まれており、牧草エリアではたくさんの牧草を刈り取ってロールにしています。牛が食べる牧草を生産しながら、オーシャンビューができるので、最高の景色とロケーションで酪農の仕事ができます。
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機械紹介
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ミルク貯蔵タンク
メイン牛舎の横に設置しているしぼりたてのミルクを貯蔵するミラー社製のタンクです。鮮度を落とさないように冷蔵しており、こちらは2台用意して生産性を上げています。貯蔵したら、そのまま牛乳の卸先専用の機械に流すことができます。
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搾乳機
メイン牛舎に設置しているLELY社製の自動搾乳機です。決まったタイミングで牛がこのスペースに来るようにしており、一度柵で確保してから機械が自動的に搾乳してくれます。センサーで体温確認しながら搾乳し、アプリで管理画面を確認することもできます。
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ロールデーラー
牧草を刈り取り、そのロールを作ってくれるデーラーです。牛にとって欠かせない牧草エサをきれいに刈り取り、デーラー後ろの機械で自動的にロール状にしてくれます。ロールにしたらそのまま放出してくれるので、作業効率が高いデーラーです。
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TMRミキサー
メイン牛舎で牛にエサを撒くためのミキサー車です。牛が好むエサと良質な牛乳が作れるように牧草を配合しており、メイン牛舎の中央を走れるぐらいのスペースでエサを撒きます。1日の中で、決まった時間帯でエサ撒き作業をしています。
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飼料タンク
牛のエサで必要な飼料を蓄えるためのタンクです。コーン、大麦、大豆などの穀物由来の飼料を牧草エサと混ぜ合わせることで、良質なミルクが作れるエサとなります。外部の高温や直射日光を避けるための機能を有しており、エサを作る上では欠かせません。
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自動エサ寄せロボット
LELY社製の自動エサ寄せロボットです。メイン牛舎などで、トラクターのエサを撒くとき、十分に牛にエサが至らない場合に使用し、勝手にエサを牛に寄せてくれます。メイン牛舎では繁忙期にエサ寄せ作業の時間が足りないときは重宝しています。